いつも心に。
先日、ノーザンホースパークの馬見の丘へ、アンデスクイーンの姿を見に行ってきました。
ここ最近、Twitterで"アンデスクイーン"と検索すると、馬見の丘で撮影したアンデスのお写真をアップして下さっている方を立て続けに発見して「これは私も行かなければ…!」と思い立ちました。
ドレフォンの仔を受胎したアンデス。
お腹がもう本当に大きかったです!
2021年2月24日が出産予定日なのだそう。
今年の3月5日のエンプレス杯で現役引退し、ノーザンファーム(見学不可)で繁殖牝馬となる…と決定した時、このようにまた姿を見られるとは思っていませんでした。
なのでTwitterにお写真を載せて下さった方には本当に感謝しかありません(T_T)
当日は10時頃に着いて、途中暖を取るためにカフェで食事をしたりはしましたが、結局4~5時間くらいは馬見の丘でアンデスの姿を眺めていました。
北風が冷たく、最後の方はしゃがみこんで見ていた時…
ず~っと草を食べ続けていたアンデスが、ゆっくりこちらへ歩いてきてくれて、泣けるほど嬉しかったです。
人間が座り込んでいたので心配して来てくれたのかもしれません(T_T)
とっても優しいです。
去年、アンデスに出会ったことで、30代半ばの私の人生は大きく変わりました。「変わっていった」ではなく「自分の行動によって変える」ことができました。
これまでの人生の中で、価値観を変えてくれる・教えてくれる「人」には子供の頃から数えると色々出会ったかもしれませんが、まさか人格がガチガチに凝り固まった今になって、自分の価値観や性格、これからの夢さえも「一頭の馬」が変えてくれるなんて思いもしませんでした。
2019年は仕事も私生活も停滞していて、何かを変えたい、これでいいのかな、と自問自答することが多かったです。
そんな中で出会い、どんなレースでも必ず一生懸命走り抜くアンデスの姿に感動して、憧れて、毎日を生きる気力と希望を与えてもらって、あまり考えないようにしていたこれからの自分自身についても見つめなおすことができるようになっていました。
この年になってまた夢を持つことができました。
まだ他人に語ることはおこがましく感じてしまいますが、自分のやりたいことだと確信しています。いつか胸を張って言えるような自信を付けたいです。
何回失敗しても、恥をかいても、打ちのめされても挑戦してみよう…という勇気やポジティブな力をアンデスは引退してもなお私に与え続けてくれます。
アンデスの姿を想像するだけで心が励まされて、去年までの自分なら最初から諦めてやらなかったような行動もできるようになりました。
…というような内容をアンデスにひたすら語りかけてきたのですが、
じっと聞いていてくれました(笑)
次に会える時には、アンデスは子育てをしているかもしれません。
私もアンデスがくれる力のおかげで、私なりに頑張ることができて、来年は夢に近づけそうです。
アンデスに会うたびに良い報告ができるように、努力の毎日を過ごしていきたいです。
いつもありがとう。アンデス!
アンデスクイーンを追いかけて~レディスプレリュード編~
ブリーダーズゴールドカップで重賞初優勝を果たしたアンデスクイーン!
netkeibaのトップニュースにアンデスが出てきたり…
地方競馬情報サイトのページが【2019年優勝馬アンデスクイーン】と更新されたり…
その度に「おぉぉぉ~!」と感激してスクリーンショットを保存しました。
2020年のブリーダーズゴールドカップのレース中継では、過去優勝馬のダイジェスト映像でアンデスの映像も流れるのでしょう。たぶん当日のことを思い出して泣いてしまうかもしれませんが…今からとても楽しみにしています!
そしてこの優勝で賞金も大きく加算できたアンデスクイーンは、次走も牝馬交流重賞レースの『レディスプレリュード』に出走できることになりました!
そして、ブリーダーズゴールドカップで大きな感動を貰ったことで、私にもある思いが芽生えていました。
それは…「横断幕を作って出したい!」ということです。
私自身、パドックの横断幕を見るのが大好きで、競馬場でも中継でも必ず横断幕をチェックしてしまいます。
デザインがお洒落だったり面白かったり、キャッチフレーズがかっこよかったり、手作りの心のこもったものだったり…横断幕が印象的で「注目してみよう」と思う馬もいたりするほどです。
アンデスクイーンも既にかわいい横断幕が1枚出されていて、パドックで見つける度に「あった!」とワクワクさせてくれます。
そこにもう1枚出して「応援している人が沢山いますよ!」と表すことができたらいいなぁ…と。私は応援することしかできないので、それならば徹底的に応援してみようと思いました。
横断幕が出来上がるまで。
とはいえ、画力・デザインセンス・手先の器用さ…すべて皆無。
横断幕制作業者へデザインから依頼するのが良いのか……でもせっかく作るのであれば"私が思うアンデスクイーン"のイメージぴったりのものを作りたい。。
色々調べて悩んだ結果…
勇気を出してとある方にお願いするだけしてみよう…と決意しました。
その方こそ、競走馬イラストレーターのこぶじめ様です。
私が競馬に興味を持ち始めた頃、Twitterにこぶじめ様が載せていた漫画を目にして胸が熱くなり、それからすっかりファンになって更新されるイラストや漫画をいつも楽しみにしています。
とにかく馬に対する敬愛の気持ちが作品からあふれていて、この方にアンデスクイーンを描いていただけたら…と妄想していました。
しかし見ず知らずの者がいきなりご相談させていただいてもよいものか…少し考えましたがもう"当たって砕けろの精神"でDMにてご相談させていただきました。
すると……
とても丁寧かつお優しい返信が!
こうして横断幕のイラスト&デザイン制作を引き受けていただけることになったのです!
制作していただくにあたって、私からの要望は…
・西園正都厩舎カラーをモチーフに
・栗毛がピカピカできれい
・レースになるといつも一生懸命で、ど根性&全力で走り抜く姿が好きなのでそういったイメージで
・「GO!ど根性乙女!」というキャッチフレーズを入れて欲しい
本当にこれだけでした。。(ざっくりすぎる。。)
それがなんとイメージを遥かに超えるほどの素晴らしい内容で描いていただけたのです…!!
印刷は「のぼり急便Z」さんにお願いしました。
(かなりタイトな依頼になってしまったにも関わらず超迅速&丁寧に対応して下さりました!)
嬉しくて1日に何度もこの横断幕を開いては見てを繰り返し…いよいよ10月3日、レディスプレリュード当日を迎えます。
緊張の横断幕初掲出…!
しかしこの作った横断幕…
『掲出できなかったら意味が無い!』
ということで、前日~競馬場到着までの時間は極限の緊張状態にありました。
(夢にまで横断幕が出てきた日もありました…)
平日の地方競馬場だし、JRAのように殺到はしないだろう。。でも熱狂的なジョッキーファンの方々は多そうだし。。
ほんの片隅のスペースでも良いから、無事掲出したい…!
正門入って左、正門入って左・・
心の中で呪文のように唱えながら早めに向かい、開門の1時間前には大井競馬場に到着。
感想は「早く着きすぎた。。」
指定席購入列に少しだけ列が出来ていたものの、開門待ち列にいたのはわずか2名!
しかし。私は見た!
うち1名の方のバッグから、横断幕のようなものがはみ出している!
「開門したら、この人に付いて行こう٩( 'ω' )و 」
心強いパートナー(←一方的)を見つけたこともあり、緊張感は続きつつも、さすがに大丈夫だ…と安堵しました。
ついに来た、開門時間。
入場ゲートをくぐった途端ダーーーッと走っていく横断幕持ちの方を追いかけ、無事申請所にて用紙に必要事項を記入し、申請完了!
そして…
このように…!
結び方の正解がわからない&紐が短すぎて、張り方が超へたくそだという点は置いといて、、
横断幕を出せました!!
(気づけばずらりとジョッキー幕に囲まれていて恐縮…)
「あぁ~よかった~~~」
緊張状態が一気にほぐれて、それからしばらくは出した幕を見ながら、ボーっとしてしまいました。
レース前のうれしい交流。
アンデスクイーンを追いかけ始めてから、意図せずも常に一人きりで行動していた私。
それが、なんと今回はnetkeiba.comの掲示板への書き込みがきっかけで声をかけていただき、アンデスクイーンの一口馬主(出資者)の方とお会いすることができました…!
また、その方のつながりで多くの出資者の方々とアンデスについてお話させていただくことができたのです。一人であり余りすぎる時間を過ごしたあの門別競馬場の一日が嘘のよう。。
そして、その際にいただいたのがこちら。
ブリーダーズゴールドカップの優勝記念クオカードです!
これは一般販売されているものではなく、アンデスクイーンの出資者の方限定で注文できる記念品です。
グリーンファームのHPでこのクオカードが制作されることは知っていて「へぇ~いいな~」と思いましたが、自分には縁の無いものと思っていたので、本当に嬉しかったです。
何より私のような新参ファンにも渡そうと思って持ってきてくださった気持ちがすごくありがたく、ただただ感激でした。
こうしてあっという間に時は過ぎて…パドックが始まりました。
この日も本当に安心して見られる。
落ち着いているし、気合も乗っているし、毛艶もピカピカに輝いています!
この日は、前走のブリーダーズゴールドカップでも激突した実力馬・プリンシアコメータや、牡馬相手のレースでも着実に好走し続けるファッショニスタなど強いメンバーが揃いました。
前走で優勝しているアンデスクイーンですが、最終的には3番人気と落ち着きました。
(前走のブリーダーズゴールドカップの予想番組ではトラックマンに「アンデスクイーンは未知の魅力で買いたくなるんでしょう」なんて言われて、印も△なんか付けられていましたが、今回は本命◎や対抗○をつけている予想家が多かったです!)
何より頼もしいのが…
今回も戸崎ジョッキーとのコンビであるということ!
前走の勝利ジョッキーインタビューでは「初めて乗せていただいた時から、牝馬ですが、ドッシリとしてパワーのある馬だと感じていました。今後さらに良いレースを期待できると思います。」とコメントしていました。
きっとこのコンビならまたやってくれる…!
どんどん期待感が高まります。
仕事帰りの友達も駆けつけてくれて(アンデスではなくサラーブの単勝馬券を買っていたけど…)いよいよ重賞連覇をかけたレースが始まります。
戸崎&アンデス、最高の名コンビ!
20:10を迎え、いよいよスタートの時間です。
前走の大外枠とはうって変わって、今回は内枠の2番です。
ポンッと良いスタート決めたアンデスクイーン。
お隣の1番はプリンシアコメータです。
やはり先行するクレイジーアクセル、そしてファッショニスタも勢いよく飛び出していきます。
前走とは異なり、アンデスクイーンは1コーナー時点で後方の位置取りとなりました。
そのまま3コーナー前を迎えるも…
まだこの位置にいて、一瞬「このまま前が開かずに終了したらどうしよう…」などと不安な気持ちが頭をよぎってしまいました。
(実際現地では、どうしようどうしようを連発してしまい申し訳ございませんでした><)
しかし次の瞬間、アンデスを徐々に外に持ち出す戸崎ジョッキー。
それを見て、このままで終わる訳がない、そう思い直しました。
(これは今改めて冷静に映像を見返して思うことですが)アンデスも戸崎ジョッキーに進路を導かれて、スイッチが入ったように見えます。
まさに阿吽の呼吸です!
残り600mを通過してぐんぐんと前に進出しはじめる戸崎&アンデスコンビ。
4コーナーに到達する頃には…
先頭集団との差をここまで詰めてきました。
そして4コーナーのカーブです。
「来い!」「がんばれ!」「アンデスいけ~!」
熱い声援が飛び交う中、戸崎ジョッキーが仕掛け、アンデスは加速します。
「外から2番アンデスクイーンが差を詰めてくる!」という実況どおり、1頭また1頭と交わして、ついに先行する2頭も射程圏内に入った!
もう止まりません!
このコンビは「ここでこういう風に走ってきて欲しい」と皆が期待し願う"アンデスクイーンの走り"を、そのまま叶えてくれるのです。
鮮やかな走りにまたもや鳥肌が立ちます。
ついにクレイジーアクセルを捕らえ、次の瞬間には…
先頭のファッショニスタも捕まえた!
そしてそのまま、アタマ差ひとつ抜けてゴール!
戸崎ジョッキー&アンデスクイーンの名コンビはついに重賞連覇まで果たしてしまったのです!!
この日は出資者の方々がゴール近くに大勢集まっていて、周囲は喜びの歓声に包まれました。
私もその場にいられたことがすごく嬉しかったです。
戸崎ジョッキーの勝利インタビューによると「出足が付かず後方スタートになったのが不安だったけど、馬は堂々と手ごたえよく、自分からハミを取って走って行ってくれた。」とのこと。さすが負けず嫌い根性娘…!
さらに「先頭に立ってから少し遊ぶような面も見せて、余裕があったのかなと思いました」とも言っていて、アンデスにはそういう一面もあるのか…!と驚きました。
あれだけの加速をしつつも、まだ余裕を残していたと考えると物凄いパワーです。。
実際に戸崎ジョッキーは「追ってからのしぶとさもこの馬の武器」とも言っていました。
「引退までにこのコンビはどこまでいけるのだろう!?」
そんな期待が膨らみ、きっとアンデスクイーンのラストランまでこのコンビの活躍を見ることができるのだろう。
残された時間は少ないけど、楽しみで胸がいっぱいになりました。
しかしそのわずか1ヵ月後。
アンデスを通じて、私は競馬というスポーツの難しさも教わることになるのです。。
(不穏な文末になってしまいスミマセン。笑)
アンデスクイーンを追いかけて~ブリーダーズゴールドカップ編~
名鉄杯でまさに"激闘"を繰り広げたアンデスクイーン。ハッキリ言って「牝馬とは…!?」と思わされるほどに男勝りな激走でした。
そんなところがたまらなく魅力的なアンデスクイーンですが、レース後は相当消耗しただろうな…という心配も浮かびました。
数日後にはグリーンファームのHPが更新され、レース後の様子について、西園正都調教師のコメントが出ていました。
レース後も脚元などに問題は無く、元気にしてくれています。目一杯の競馬の後ですが、大きな疲れも無いようで、この馬の体力と気力には本当に頭の下がる思いです。
…タフすぎる!身も心も。
競馬ファンになって日は浅いながらも、馬の故障や怪我のニュースは何度も目にしていました。特に脚元についてはこんなにも脆いものなのか…という怖さも知りました。そしてその時はいつも"突然"です。
なので、この頃から"元気にしている"という一報を目にする度に安堵し、タフなアンデスクイーンに対して「最後まで元気な姿を応援させてね」と祈るような気持ちも抱くようになりました。
そして、アンデスクイーンの次走が決まりました。
北海道の門別競馬場で行われるブリーダーズゴールドカップは、念願の牝馬交流重賞レースです!
これが発表されたのが7月28日。
そして、レースは8月15日。
一刻も早く飛行機&宿を取らなければ…!と慌てて探しましたが、お盆時期であることと週末のライジングサンにも重なり、当然の如く遠征費用はビッグバン状態でした。
しかし、ブリリアントS→スレイプニルS→名鉄杯と牡馬相手の果敢な走りを見てきて…
「どうしても行きたい…」
脳内会議の結果「行くべき」が圧倒的多票数で可決されました。
門別競馬場へのアクセスを要確認!
北海道出身ではあるものの、競馬場は2006年で閉鎖された地元の「北見競馬場(ばんえい)」にしか行ったことがなかった私。
今回は札幌駅近くのホテルを拠点にして行動することになるので、アクセスを調べてみると…
・JR:札幌駅から苫小牧経由で富川駅まで約2時間40分
・路線バス:札幌駅前ターミナルから門別競馬場前まで高速バス乗車約1時間30分
・札幌から車で約1時間10分
札幌からはなかなかの遠さなのです。
(JRは本数もないので本当に非現実的です)
門別競馬場のサイトには、ペーパードライバーを極めている私にとって嬉しいことに【無料送迎バス】が出ていることが書いてありました。
だけど、このバス。
小さく書いてありますが電話での【完全予約制】なので要注意!
(バスの台数も決まっているそうです)
開催の2週間前には電話しましたが、この時で既に整理番号は90番台でした。
そして門別競馬場に到着!
何やら台風が接近している北海道でしたが、この日は何とか免れることができて、曇り時々晴れ…という天候で持ちこたえました!
アンデスクイーンが出るブリーダーズゴールドカップは、当日のメインレース(11レース目)です。
1レース目のパドックが始まる前には競馬場に到着していたので、時間はた~っぷりありました。
さてどうしよう…まずは馬券を購入!
地方競馬が主催するレースの馬券を買うと、このようにジョッキーの名前も印字されるのです!(JRAだと馬の名前のみ)
「いよいよこの日が来たんだなぁ~」
買った馬券を眺めているとわくわくしてきました。
そして、競馬場グルメもすごい。
パドックに程近い、芝生の"とねっこ広場"では本格的なジンギスカンをすることができます。(私は一人で行ったのでやめておきましたが…TT)
自然が多く家族連れがジンギスカンを楽しんでいる姿もたくさん見られて、ここは本当に競馬場?と思ってしまうほどの長閑さです。
私が感動したのは…
この「炭火焼き鳥むぅちゃん」の焼き鳥です。とねっこ広場に出店されていました。
外で食べるこの焼き鳥がほんっっとうに美味しくて…2本じゃ物足りず、買い足してまで食べてしまいました。
焼き鳥好きを自負する方々…死ぬまでに必ずこの焼き鳥をご賞味ください!(本当にそれほど美味しかったのです!)
ひたすら食べて飲み…ちょっと馬券を買ってみたり…一人で来てもなかなか満喫できました。
いよいよブリーダーズゴールドカップが始まる…!
やがてどんどん陽も落ちてきて…
とうとうブリーダーズゴールドカップのパドック待ちの時間になりました。
アンデスクイーンは普段は滋賀県の栗東トレーニングセンターに在厩しています。
今回はそこからの長距離輸送を経て北海道までやって来ました。
ストレスを感じやすかったり繊細な性格の馬の場合は、この長距離輸送中に体力を消耗して、体調を崩したり馬体重を大幅に減らしてしまったり…という懸念がつきまといます。
アンデスの戦績を見てみると、北海道までの輸送は今回が初めてでした。
だけどそんな心配も…
一瞬で吹き飛ぶような、元気いっぱいのピカピカな姿で登場!
気になる馬体重はなんと…減るどころかプラス6kgの508kgです。
いっぱいに気合の入った歩き方。
いつもと変わらないアンデスクイーンです!
「本当に強い心を持っている子なんだなぁ…」
アンデスは強靭な馬体にも恵まれていますが、いつも最後まで一生懸命で、あきらめることを知らない走りは、この心の強さからも来ているのだろう。。
パドックでその姿を目で追いながら、そんなことを考えたりもしました。
パドックが始まる前の時点での人気は、プリンシアコメータ、ラインカリーナに次ぐ3番人気でした。
それがパドック中には2番人気に上昇していました。
実際に周囲の人たちの会話に耳をすませていると(←すませるな)
「戸崎の馬、ピカピカだなぁ~」
「アンデスクイーン、デカイな~!」
「堂々としてていいね」
などなどかなり好評価な様子!
ついこの間ファンになった分際の私ですが、アンデスのことを褒める会話が聞こえてくるたびに嬉しく、図々しくも誇らしい気持ちになっていました。
そして、いざ出陣…!
今回のメンバーは、黒い馬体にナイター照明が反射してつやつやで迫力満点だったプリンシアコメータ、6月の関東オークスで逃げ切り勝ちを収め勢いのあるラインカリーナ。
…当たり前ですが相手も強い!
アンデスクイーンの勝利を信じてここまで遠征してきましたが、いざレースとなると極限の緊張感からドキドキが止まらず…返し馬の姿を見送ってからゴールするまでの間の記憶は、振り返ると正直曖昧だったりします。
20時ちょうど、いよいよその時が訪れました。
アンデスクイーンは大外枠の11番なので、ゲートインも一番最後です。
スタート直後、勢いよくラインカリーナが逃げます。それをマークするようについていくプリンシアコメータ。
名鉄杯ほどではないですが、馬場状態は前々日からの雨の水分がまだ残っている【稍重(ややおも)】 でした。
なので今回もなるべく前目につける作戦の競馬のようです!
名鉄杯のように前の2頭が大きく抜け出す展開ではありません。
アンデスクイーンは、3コーナーからその差をじわじわと詰めつつ…絶好の位置取りで運命の4コーナーへ!
もうこの段階で「今日こそ勝てる!」そんな予感があふれて鳥肌が立ちました。
しかし、ラインカリーナ・プリンシアコメータもそう簡単には先頭を譲ってはくれません。
残り200mを通過した時には、ラインカリーナ・プリンシアコメータ・クイーンマンボ、そしてアンデスクイーンの4頭に勝者が絞られる形になりました。
見ていてさらに興奮で鳥肌が立ったのが、戸崎ジョッキーの魂のこもった追い込み!
それに呼応するかように、前に前に、持てる力の全てを振り絞ろうとしているアンデス。
ついに…
ラインカリーナ・プリンシアコメータに並んだ!
目の前でド迫力の追い比べが繰り広げられ、自分でもわかるくらいに足元からガクガクと震えだしました。
そんな次の瞬間に…
頭一つ抜け出したのはアンデスクイーン!
「アンデスがんばれーーーー(絶叫)」
そしてそのままゴール板を駆け抜けた…!
「アンデスが勝った…!」
場内のモニターに大写しになったのは、もちろんアンデスクイーンと戸崎ジョッキーのコンビ!
それはまさに"勝利の証"でした。
誰も知りたくない情報だと思うのですが、その瞬間の私と言えば…手元から足元までとにかくガクガクと震えが止まらない。
しゃ…写真を撮ろう…と思いつくも、カメラを構える手がとにかく震えます。人間って物理的な寒さ以外でもこんなに震えられるんだ…そう思いました。
さらに、感動・感激のあまり涙も止まらず、その容貌は完全に何かの中毒者と化していたことでしょう。
しばらくすると、アンデスクイーンの優勝を記念する口取りが始まりました!
【優勝】と書かれたレイをかけたアンデスを見て、一旦引っ込んだかのように思われた涙がまたしても出てきます。
おめでとう…おめでとう…
ひたすら心の中でそう唱えていました。
(もしかしたら口にも出てしまっていたかもしれません)
今日本当にここに来ることができて良かったなぁ…
今年競馬を知ることができて、
初めて"追いかけたい"と思った馬がアンデスクイーンで良かった…
何より、アンデスの頑張りが報われて良かった!
私にとって一生忘れることのない、
一生の宝物になる、
そんな門別競馬場で過ごした一日になりました。
(今でも思い出すだけで涙が出ます…)
アンデスクイーンを追いかけて~名鉄杯編~
スレイプニルステークスの走りに大きな感動をもらい、「アンデスクイーンの残りレースを全て追いかけたい」そう決意した私。
早速グリーンファームのHPで次走の予定を調べてみたところ…
・7/4 スパーキングレディカップ(川崎競馬場)
・7/14 名鉄杯(中京競馬場)
・7/15 マーキュリーカップ(盛岡競馬場)
いずれかのレースを想定しているとのことでした。
中でも川崎で行われるスパーキングレディカップは牝馬限定の重賞レースです。ゴリゴリの牡馬と戦うよりも、当然勝てる可能性は高まるはず…!
一方、名鉄杯とマーキュリーカップの場合は、また強い牡馬たちと当たることになります。
「川崎に出られるといいなぁ~」と日々情報をチェックしていましたが、ダート路線の牝馬はこうした牝馬限定の重賞レースに殺到してしまうため、アンデスクイーンは補欠4番手となってしまいました。
(※競走馬は芝のコースを走ることが得意な馬、砂のダートコースを走ることが得意な馬で適正が分かれます。アンデスクイーンはダートに適正のある馬ですが、JRAでは牝馬限定のダート重賞レースの開催がありません。なので賞金を稼ぐためにはダートレースが主流の地方競馬場で行われる牝馬限定のダート交流重賞競走に出たい…というわけです。)
さらに盛岡のマーキュリーカップも補欠となってしまい、出走を回避する馬も出なかったため、最終的にアンデスクイーンの次走は中京競馬場で行われる名鉄杯に決まったようでした。
中京競馬場へいざ遠征!
これが初・競馬場遠征です。
名鉄杯は当日のメインレース(11R)だったので、それまでは他のレースの馬券を買ってみたり、中京競馬場の中を見て回ったりしてみましたが…
やはり落ち着かず、結局またアンデスクイーンが出てくる1時間前くらいからパドックにいました。
パドックでは…前回も見た横断幕を発見!
一人で遠征し、緊張している中、なんだかホッとしました。
馬の関係者の方はもちろん、こうしたファンにまで高揚感を与えてくれる横断幕って素敵だな…と眺めながら思いました。
そして、そうこうしている間にポツリポツリと小雨が。。
そんな中…
この日も活気に満ちた、元気な歩き方で登場したアンデスクイーン。
"これからレースで走る"ということがわかっているかのような、まっすぐで迷いのない瞳を見ているだけで心を打たれます。
アンデスばかり撮っていて全く写真がないのですが…この名鉄杯には、やはりスマハマやジョーダンキングなど、ムキムキの骨っぽい牡馬が結集していました。
ですが、悲観することはありません!
アンデスも体の大きさでは負けてはいないのです。
400kg台の牡馬もいる中、アンデスクイーンは堂々の502kg!
(ちなみにクイーンマンボに至っては全11頭中3番目に馬体重の大きい512kgでした)
フレー!フレー!ひ・ん・ば!!
脳内でそんなエールを送りつつパドックを眺めていたら、無事に雨も上がっていました。
今回の鞍上は松山弘平ジョッキーです。
戸崎ジョッキーは同日に開催されていた福島競馬場で騎乗していたようです。
朝から中京競馬場にいましたが、この日の松山ジョッキーはなんと既に3勝もしていて絶好調!
「お願いしますお願いします…(念)」
松山ジョッキーに念を送りつつ、返し馬に向かう姿を見送りました。
そしてレースが始まった。
ちなみに名鉄杯は名古屋鉄道で使われている曲がファンファーレになっているという珍しいレースです。
この日もブラスバンドによるファンファーレの生演奏がありました。(が、極度の緊張によりもちろん撮影などしていません…)
スタート直後から勢いよく走って…
今回「あれっ?」と思ったことが、前目につけていることでした。
前走・前々走と4コーナーまでは中団~後方につけていて、直線で一気に抜け出す…という姿を見ていたので、今回は馬場状態(ダート重で明らかに高速でした)に合わせた作戦なのかな?上手くいってるのかな?とドキドキしました。
道中、牡馬相手にも全く怯まない姿、とても立派です。
レースは4コーナー手前にして、既にスマハマとジョーダンキングの2頭の一騎打ちとなっていました。
この2頭に続いて、ローズプリンスダム、そして4番手に出てきたアンデスクイーン。
はるばるアンデスクイーンを応援しに来た私ですら「あぁ…さすがにもう絶対届かない…」そう思いました。
だけど
全くあきらめない走りをしているんです。
アンデスクイーン自身が。
一人で来ていることや周囲の目など忘れ、思わず大声で叫んでしまいました。
ゴール板近くで見ていましたが…
まさに突風のように、その姿が見えないほどに速く通り過ぎていきました。
たとえ届かなくとも…
最後の最後まで全力を振り絞ったアンデスクイーン。
手前を走っていたローズプリンスダムも粘りを見せて結果は4着となりましたが、着順などどうでもいいと思えるほどの気迫の走りにただただ圧倒されて涙が出ました。
結局、1着でゴールしたスマハマはコースレコードを叩き出すという高速決着となった名鉄杯。
その中で見たアンデスクイーンのひたむきに前だけを見て走るハートの強さ。
どうしてこんなにも頑張れるのか?
大きな大きなパワーを与えてもらったような気持ちで、帰りの新幹線に乗りました。
私が競馬にハマった理由②~アンデスクイーンという馬を知る~
⇒①の続きです。
ブリリアントステークスで…
アンデスクイーンのピカピカで美しい風貌と、牡馬にも全く怯まない気迫の走りをするギャップに完全に魅了された私。
その日は早速、アンデスクイーンという競走馬について調べてみました。
今は5歳の牝馬で、2歳の頃からレースに出ていて、私が見たブリリアントステークスが既に24戦目だったということ。
あと馬主は『グリーンファーム愛馬会』
初めて見る馬主さんだったので、こちらも調べてみると一口馬主クラブさんでした。
アンデスクイーンは200口で募集されていたので、最大で200名の馬主さん(出資者)がいる…ということです!
このグリーンファーム愛馬会のHPを見ていると…
↑このようにアンデスクイーンの近況がこまめに更新されているページを発見!
(他のクラブでは大体こういう情報は会員さんのみにしか公開されないので、かなり太っ腹だと感じます…!)
このページで、まだレースに出ていない1歳の頃から現在に至るまでのアンデスクイーンの歴史を知ることができました。ただただありがたいことです。。
そしてまたひとつ気になったこと。
それはnetkeibaの掲示板で出資者と思われる方々の…
「引退時期が決まっているので・・」
「来年の引退までに・・」
という内容の書き込み。
こちらの件についても調べてみると…
当該出資馬が牝馬の場合には原則として6歳3月末日を運用期限とします
一口馬主クラブには、こういう取り決めがあるということがわかりました。
(子どもとなるサラブレッドを産むために繁殖に上がるそう)
…エッ!?
これってまさか2020年の3月までに引退してしまうということ?
アンデスクイーンを知ったばかりなのに、このような事実が判明して衝撃でした。
スレイプニルステークスを見に行く!
その後も「何か決まっていないかな~?」と毎日情報をチェックしていると、6月1日に東京競馬場で行われるスレイプニルステークスというレースに出走することがわかりました。
前回とは異なり…アンデスクイーンを目当てに競馬場まで来たので、出てくる1時間くらい前からパドックで待つことに。
この日はパドックに掲げられたかわいい横断幕も発見し、その写真も撮ったりしながら、まるでコンサートが始まる前かの如く高まる気持ち。
そして…
ひと月前に見た時と変わらない、ピカピカの栗毛が綺麗なアンデスクイーンが出てきました。
心なしか表情がキリッとしているような?
それに牡馬の中にいると目立ちませんが、ガッチリとした体つきなんだな~とも思いました。
この日も戸崎ジョッキーとのコンビです!
またまた今回も強そうな牡馬相手の戦い。
だけど、前走の強烈な末脚を見ていることと、明らかに気合が入っていそうな姿を見て…勝つに違いない!!そんな期待感とワクワクが止まりませんでした。
その結果は…16頭中7番人気で2着!
惜しくも優勝は逃しましたが、間違いなく私がまた見たかった走りを見ることができました。
最後の直線に入る4コーナーを曲がっても、まだ16頭中後方から5~6番手を走っていたアンデスクイーン。
それがじわじわ1頭、また1頭、と抜き去りながら…
実況アナの「(残り)200mを通過!」が聞こえた途端、明らかに他馬とは異なる凄まじい加速を見せた!
「大外から13番アンデスクイーン!」という実況に興奮で震える私。
アンデスは2番手にいた牡馬までを鮮やかな末脚で一気に抜き去ったままゴールしたのです!
1着のテルペリオンにはあと少し届きませんでしたが、上がり3ハロン(=ゴールまでの最後の600m)のタイムは当然ながらメンバー中最速!
アンデスクイーンのかっこよさ、タフさ、精神力の強さ、一生懸命さ…
すべてに感動して、その場からしばし動けなくなりました。
来年で引退かぁ…
持ち前のオタク気質も相まって、それならば残りのレースは「全てこの目で見ておきたい」そんな気持ちが生まれました。
これがアンデスクイーンのファンになった瞬間だったのかな?と思います。
他にも好きな馬はいるけど…
走る姿を見ていてここまで心を動かされるのはアンデスクイーンだけ。
それは何故か?ということを上手く説明できたらいいのですが、なかなか難しいです><
私が競馬にハマった理由①~競馬場へ行ってみたら~
2019年の初め…
まさか一年の終わりにはここまで競馬にのめり込んでいることになろうとは、私自身まったく想像できないことでした。
友人などからは「急に競馬を始めてどうしたの?」という質問を年間通じて何度も聞かれました。
きっかけは漫画だった。
質問されるたびに回答していましたが…
『ウイニング・チケット』という漫画がきっかけでした。
2018年のアーモンドアイの活躍などは見ていて、なんとな~く「競馬の漫画を読みたいな」と思い立った時に、この漫画のAmazonレビューに"競馬版のスラムダンク"と書かれているのを見て「ほぉ…」と惹かれ2018年の暮れに大人買いしてきました。
この漫画…本当に出会えて良かったです。
私のような初心者にとって、本当に丁寧な漫画なのです。
馬主・調教師・生産者・セリ・血統・地方競馬と中央競馬(JRA)との違い、そして馬の予後不良についてetc..
競馬の【表】の部分だけではなく、【裏】の見えない部分に携わる人々の人間ドラマが細かく描かれており、競馬について詳しく知らない私も本当に引き込まれました。
そして…何度も号泣しました(ToT)
(あれは忘れもしない7巻。出勤中の電車内で普通に泣いてしまいました…)
読み終わった後は、もう競馬場に行ってみたくてしょうがないという精神状態に!
初めて行った中山競馬場。
2019年の年明けから「いつ競馬場行こうかな?一人で行っても大丈夫かな?」など考えていましたが、1月に見ていた競馬中継で『ハヤヤッコ』という白毛の競走馬がいることを知りました。
「面白い馬名だな…」
馬名の意味は"白くて早い"とのこと。
なんか気に入ってその日から調べるようになっていたところ、3月3日に中山競馬場で行われるレースに出ることがわかり、この日に行ってみよう!と決めました。
初めて行った競馬場は入場料200円にも関わらず、ものすごく広く綺麗に整備されていて驚き。
(トイレもすごくきれい!)
煮込みとビールがものすごく美味しくて…
(一味かけすぎぃ…)
テレビで見ていた馬やジョッキーを、本当に間近で見ることができる!
この日は、ハヤヤッコのほかにも、カナシバリやシュヴァルツリーゼなど好きな馬を増やして帰ってきました。
本当に楽しくて、帰り道は「次はいつ行こうかな!」と興奮状態にあったと思います。
戸崎圭太ジョッキーを知る。
あまりにも楽しかったのと、競馬場が広すぎて回りきれなかったこともあり、早速翌週の3月9日も中山競馬場へ来たのでした。
その最終12レース、西日の差すパドックで格好いいなと惹かれたのが、ジュンスターホースという馬。
この時の鞍上が戸崎圭太ジョッキーでした。
そして、このレースでこのコンビが衝撃的な勝ち方をする瞬間を見てしまったのです。
スタート後、本当に後方ポツンのポジションを走っていたジュンスターホース。
「あぁ勝つのは難しそうだな…」
そう言いながら目で追っていました。
3コーナーでも先頭集団との距離は変わりません。
4コーナーを過ぎ、ゴールまでの直線に入ってこの位置に来て…ここからが凄すぎました。
信じられないほどのスピードで前にいた馬全てをゴボウ抜きにして…
なんと1着でゴールしてしまったのです。
何年も競馬を見ている人にとってはこういう場面も珍しくはないと思うのですが、競馬場2回目の私にとってはまさに驚愕のレースでした。
あんなに後ろにいたのに全馬を抜き去った…
ジュンスターホースの力はもちろんのこと「戸崎ジョッキーってすごいな!」と感銘を受け、調べたり聞いて知った素敵な人柄も含め、注目するジョッキーNo.1になりました。
その日を境に、週末は予定がなければ競馬場へ…という日々を過ごし始めた私。
中でもパドックで馬の様子を見たり、写真を撮ることに楽しさを感じていました。
そして、一生忘れることはないであろう2019年5月5日という日。
アンデスクイーンに出会った。
この日も一人でフラっと東京競馬場へ行きました。
10レース目は『ブリリアントステークス』というリステッド競争があり、特にお目当ての馬が出走する訳ではありませんでしたが、パドックを眺めていました。
すると…
水色に赤い星がひとつのメンコが似合う、ピカピカに輝く栗毛の子に目を奪われました。
ひと目で牝馬とわかる愛らしさがありつつも、活気のある歩き方でとても気合が入っているように感じました。
『ブリリアントステークス』は16頭立てのレースですが、牡馬・牝馬の混合レースで、アンデスクイーンの他にも牝馬は2頭いましたが、周りは明らかに筋肉隆々の強そうな牡馬ばかり。
「この子はこんなレースに出て大丈夫なのかな?」
この時まだアンデスの負けず嫌い根性を知る由もなかった私は、気になる子だな…と惹かれつつも心配な気持ちも抱いてしまいました。
そんな中、手元の出走表を確認してみると…なんと鞍上は戸崎ジョッキーでした。
気になる子に気になるジョッキーが乗った。
これも何かの縁だなぁ…と思い、応援馬券を買ってレースを観戦することに。
結果は「無事にゴールして!」どころか、周囲の牡馬を跳ね除けるほどの気迫で4着。
惜しくも馬券内(3着以内)には入りませんでしたが、16頭中11番人気を覆す4着でした。
何より最後の直線の末脚に物凄くワクワクして、レース後はしばらく呆然…。
「この子の走りをまた見てみたい」
純粋にそう思えて、偶然にもアンデスクイーンという馬に出会えたことが嬉しくてたまりませんでした。
この日の体験こそが競馬の世界に深くハマっていくきっかけになったことは間違いありません。
⇒②へ続く