私が競馬にハマった理由②~アンデスクイーンという馬を知る~

⇒①の続きです。

ブリリアントステークスで…
アンデスクイーンのピカピカで美しい風貌と、牡馬にも全く怯まない気迫の走りをするギャップに完全に魅了された私。

その日は早速、アンデスクイーンという競走馬について調べてみました。

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(やはり「競馬初心者の辞書」ことnetkeibaで)

今は5歳の牝馬で、2歳の頃からレースに出ていて、私が見たブリリアントステークスが既に24戦目だったということ。

あと馬主はグリーンファーム愛馬会
初めて見る馬主さんだったので、こちらも調べてみると一口馬主クラブさんでした。

アンデスクイーンは200口で募集されていたので、最大で200名の馬主さん(出資者)がいる…ということです!

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このグリーンファーム愛馬会のHPを見ていると…

アンデスクイーン | グリーンファーム愛馬会

↑このようにアンデスクイーンの近況がこまめに更新されているページを発見!

(他のクラブでは大体こういう情報は会員さんのみにしか公開されないので、かなり太っ腹だと感じます…!)

このページで、まだレースに出ていない1歳の頃から現在に至るまでのアンデスクイーンの歴史を知ることができました。ただただありがたいことです。。

 

そしてまたひとつ気になったこと。
それはnetkeibaの掲示板で出資者と思われる方々の…

「引退時期が決まっているので・・」
「来年の引退までに・・」

という内容の書き込み。

 

こちらの件についても調べてみると…

当該出資馬が牝馬の場合には原則として6歳3月末日を運用期限とします

一口馬主クラブには、こういう取り決めがあるということがわかりました。

(子どもとなるサラブレッドを産むために繁殖に上がるそう)

 

…エッ!?
これってまさか2020年の3月までに引退してしまうということ?

アンデスクイーンを知ったばかりなのに、このような事実が判明して衝撃でした。

 

スレイプニルステークスを見に行く!

その後も「何か決まっていないかな~?」と毎日情報をチェックしていると、6月1日に東京競馬場で行われるスレイプニルステークスというレースに出走することがわかりました。

前回とは異なり…アンデスクイーンを目当てに競馬場まで来たので、出てくる1時間くらい前からパドックで待つことに。

この日はパドックに掲げられたかわいい横断幕も発見し、その写真も撮ったりしながら、まるでコンサートが始まる前かの如く高まる気持ち。

そして…

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(2019/6/1 東京競馬場)

ひと月前に見た時と変わらない、ピカピカの栗毛が綺麗なアンデスクイーンが出てきました。

心なしか表情がキリッとしているような?

それに牡馬の中にいると目立ちませんが、ガッチリとした体つきなんだな~とも思いました。

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(2019/6/1 東京競馬場)

この日も戸崎ジョッキーとのコンビです!

またまた今回も強そうな牡馬相手の戦い。

だけど、前走の強烈な末脚を見ていることと、明らかに気合が入っていそうな姿を見て…勝つに違いない!!そんな期待感とワクワクが止まりませんでした。

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(2019/6/1 東京競馬場)

その結果は…16頭中7番人気で2着!

惜しくも優勝は逃しましたが、間違いなく私がまた見たかった走りを見ることができました。

最後の直線に入る4コーナーを曲がっても、まだ16頭中後方から5~6番手を走っていたアンデスクイーン。

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それがじわじわ1頭、また1頭、と抜き去りながら…

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実況アナの「(残り)200mを通過!」が聞こえた途端、明らかに他馬とは異なる凄まじい加速を見せた!

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「大外から13番アンデスクイーン!」という実況に興奮で震える私。

アンデスは2番手にいた牡馬までを鮮やかな末脚で一気に抜き去ったままゴールしたのです!

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1着のテルペリオンにはあと少し届きませんでしたが、上がり3ハロン(=ゴールまでの最後の600m)のタイムは当然ながらメンバー中最速!

アンデスクイーンのかっこよさ、タフさ、精神力の強さ、一生懸命さ…

すべてに感動して、その場からしばし動けなくなりました。

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(2019/6/1 東京競馬場)

来年で引退かぁ…

持ち前のオタク気質も相まって、それならば残りのレースは「全てこの目で見ておきたい」そんな気持ちが生まれました。

これがアンデスクイーンのファンになった瞬間だったのかな?と思います。

 

他にも好きな馬はいるけど…
走る姿を見ていてここまで心を動かされるのはアンデスクイーンだけ。

それは何故か?ということを上手く説明できたらいいのですが、なかなか難しいです><