いつも心に。
先日、ノーザンホースパークの馬見の丘へ、アンデスクイーンの姿を見に行ってきました。
ここ最近、Twitterで"アンデスクイーン"と検索すると、馬見の丘で撮影したアンデスのお写真をアップして下さっている方を立て続けに発見して「これは私も行かなければ…!」と思い立ちました。
ドレフォンの仔を受胎したアンデス。
お腹がもう本当に大きかったです!
2021年2月24日が出産予定日なのだそう。
今年の3月5日のエンプレス杯で現役引退し、ノーザンファーム(見学不可)で繁殖牝馬となる…と決定した時、このようにまた姿を見られるとは思っていませんでした。
なのでTwitterにお写真を載せて下さった方には本当に感謝しかありません(T_T)
当日は10時頃に着いて、途中暖を取るためにカフェで食事をしたりはしましたが、結局4~5時間くらいは馬見の丘でアンデスの姿を眺めていました。
北風が冷たく、最後の方はしゃがみこんで見ていた時…
ず~っと草を食べ続けていたアンデスが、ゆっくりこちらへ歩いてきてくれて、泣けるほど嬉しかったです。
人間が座り込んでいたので心配して来てくれたのかもしれません(T_T)
とっても優しいです。
去年、アンデスに出会ったことで、30代半ばの私の人生は大きく変わりました。「変わっていった」ではなく「自分の行動によって変える」ことができました。
これまでの人生の中で、価値観を変えてくれる・教えてくれる「人」には子供の頃から数えると色々出会ったかもしれませんが、まさか人格がガチガチに凝り固まった今になって、自分の価値観や性格、これからの夢さえも「一頭の馬」が変えてくれるなんて思いもしませんでした。
2019年は仕事も私生活も停滞していて、何かを変えたい、これでいいのかな、と自問自答することが多かったです。
そんな中で出会い、どんなレースでも必ず一生懸命走り抜くアンデスの姿に感動して、憧れて、毎日を生きる気力と希望を与えてもらって、あまり考えないようにしていたこれからの自分自身についても見つめなおすことができるようになっていました。
この年になってまた夢を持つことができました。
まだ他人に語ることはおこがましく感じてしまいますが、自分のやりたいことだと確信しています。いつか胸を張って言えるような自信を付けたいです。
何回失敗しても、恥をかいても、打ちのめされても挑戦してみよう…という勇気やポジティブな力をアンデスは引退してもなお私に与え続けてくれます。
アンデスの姿を想像するだけで心が励まされて、去年までの自分なら最初から諦めてやらなかったような行動もできるようになりました。
…というような内容をアンデスにひたすら語りかけてきたのですが、
じっと聞いていてくれました(笑)
次に会える時には、アンデスは子育てをしているかもしれません。
私もアンデスがくれる力のおかげで、私なりに頑張ることができて、来年は夢に近づけそうです。
アンデスに会うたびに良い報告ができるように、努力の毎日を過ごしていきたいです。
いつもありがとう。アンデス!